バラを長持ちさせる方法1
女性に贈りたいお花はなんといってもバラではないでしょうか。
バラって、きれいな花束を買っても、すぐにしおれてしまう、まだ開ききっていないのに終わってしまったという経験を持っている方は多いと思います。
バラを長持ちさせるのは難しいイメージがありますが、プレゼントするからには、できるだけ長く楽しんでほしいものです。
では、バラを長持ちさせるにはどのような方法があるのでしょうか。
バラに限らず、植物は根から水を吸い、葉にある気孔と呼ばれている部分から水分を蒸散させています。
「枯れる」という状態は、吸水よりも蒸散の方が長く続いてしまい、植物の中の水分が不足してしまっている状態なのです。
では、こういった状態にしてしまう原因は何でしょう。
以下にあげる2つが考えられます。
1.温度や湿度が高く、葉からの蒸散が大きくなり過ぎてしまう。
2.根からの吸水力が少なくなってしまっている。
まず、温度や湿度などの環境問題はすぐに解決できます。
直射日光があたらず、風通しの良い所に、バラを飾る場所を移しましょう。
根の吸水力は、茎の中にある水を吸い上げる管「導管」がいろいろな理由でつまってしまうことにより低下してしまいます。
導管をつまらせないためのぽポイントは、最初に花瓶に生ける時にあります。
最初に「水切り」をきちんと済ませておくと、導管がつまりにくくなります。
まず、バケツの中などに水をはり、その中に茎の先をつけます。
水中で、茎の先を1cm程度ハサミで斜めにカットします。その後、2秒ほど水中に入れておきます。
この作業を行うことにより、茎の吸水力がアップすることができます。
花瓶の中に入れる時は、下の方の葉はいらないので、取っておきましょう。
水の中で葉が腐ると、水を汚してしまいます。その結果、お花が弱ってしまうので注意しましょう。