ブリザーブドフラワー2
「ブリザーブドフラワー」というのをご存じでしょうか。
最近お花屋さんなどで、ブリザーブドフラワーをよく見かけるようになりました。
贈り物にも、すでに定着した感がありますね。
ブリザーブドフラワーは、生花のように美しい姿を長い間楽しむことができる特殊な保存技術を施された花です。どのような特徴があるのか見ていきましょう。
見た目は、ほとんど生花と変わりません。
ですが、保存料を利用して染色しているので、自然界では存在しない、たとえば真っ青なバラなども作ることが可能です。
メーカーから輸入されてくるプリザーブドフラワーは、茎がなく、花首のみの状態です。
茎はワイヤリングを施して作成しているので、ブーケやアレンジの場合は、花丈の短い可愛らしいデザインが主になってきます。
ですが、花器やブーケなどお花のイメージにこだわることなく、容器やデザインがおもしろいくアレンジされているものが多く、プレゼントには最適です。
ブリザーブドフラワーは永遠に楽しむことができる、なんて言われていますが、やはり劣化を防ぐことはできません。
上手に保管していても、最も美しい状態は2年程度と考えておきましょう。
ブリザーブドフラワーは、高温多湿を嫌いますので、こういった場所で保管していると、花が湿度を吸って、花びらがだんだん透明になってしまうことがあります。そのまま放置しておくと、カビたり、色あせの原因になります。
保管場所は、湿度が高く、直射日光が当たる場所は避けたほうがよいでyそう。花びらが透明になってしまった後でも、すぐに場所を変えればある程度は元に戻すことが可能です。
買う時は、ケースに入っていることが多いですが、このケースに入れたままの状態で楽しむのがよいでしょう。埃を防ぐこともできますし、お花がより長持ちします。
ブリザーブドフラワーは、固められていると思っている人が多いかと思いますが、触れすると、生花と同じとはいえませんが、実は思ったよりしっとりしていてソフトな感触です。
ブリザーブドフラワーはとてもデリケートです。欠けてしまったり、花びらが傷ついたりといったダメージを受けやすいので、なるべく触れないようにしましょう。
どうしても触るときは、傷つけないように気をつけましょう。